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電気自動車を1日7回充電して分かったこと

家族が、私以外全員予定があって、暇すぎる1日が確定した時、あなたならどうしますか?

 

この時の私の気分は、

そうだ。墓参りに行こう。

お盆だし。

 

となり、

無謀にも、旧型リーフで往復約550kmを走りました。

ガソリン代で換算すると約8,000円浮くのでなんだか得した気分になります。

 

 

 

ここに、その時感じたことを何となく書いていきます。

 

 

電気自動車でのロングドライブで必要なことは、まず、走り出す前の時点でフル充電に近い状態にしないといけない。

これは、高速道路を使うのであれば、だいたいですが、60kmに1ヶ所ぐらいのサービスエリアに急速充電器があります。

でも、1つのサービスエリアに1つの急速充電器しかなくて、1台の待ちスペースがあるので、最悪1時間待たないといけない場合がある。

ということは、自分の車の充電時間を加えると、1時間半ぐらいそのサービスエリアにいないといけない可能性があります。

 

そういうことを考えると、早めの充電が大切になります。

もし待つようだったら、次の充電器施設まで行ける余力を残さないと、かなりの時間を潰さないといけなくなります。

 

 

最初は、このように、走行距離と充電のタイミングだけ考えたら、大丈夫と思っていました。

 

考えが非常に甘かった。

 

電気自動車には、長距離走らないと分からない弱点があるんです。

 

それは、

電気自動車って、何回もフルパワーで急速充電できないんです。

 

電気自動車の蓄電池は、空冷式なんです。

 

わかりやすくいうと、昔ボンネットを開けて道路脇によく車が止まっていました。

 

それは、水温が高くなりすぎたので、エンジンなどを冷やすために、ボンネットを開けて冷やしていました。

 

今では、水冷式といってそんなことがほとんど無くなりましたが、

まさか車の最先端である電気自動車の蓄電池が、空冷式だったなんて。

 

調べた時は驚きました。

 

蓄電池を冷やすためには、スピードを出さないで、急加速、急ブレーキを控え、優しく運転したら、蓄電池の温度は下がります。

 

高速道路では、ストレスのたまる運転です。

この状況では、渋滞がありがたく感じます。

 

また、蓄電池の温度が高い状態で車を乗ると、蓄電池を痛めるのでお勧めではないです。

 

また、メーター左の温度計が、赤の状態の時は、

急速充電器で充電しても、本来の充電器の能力を発揮しません。

 

最初は充電器の故障って思ったんですが、悪いのは蓄電池温度の高い私でした。

この状態で、急速充電30分しても、30%ぐらいしか充電できません。

 

1回充電したら蓄電池のメモリが1つ上昇します。

 

ということは、上の状態だったら、1つメモリが上がったらマックスになってしまうので、温度が上がらないように充電スピードを調整している。

 

もっというと、この状態だったら、

あと2回急速充電できる。

 

 

ここまでで分かる通り、

私にとっての300km以上のロングドライブの一番の敵は、バッテリーの温度でした。

 

これによって、まともに充電出来たのは最初の2回と最後の1回だけでした。

 

私の帰宅時間は2時間程遅くなり、2倍疲れる結果になりました。

 

電気自動車でのロングドライブはご注意ください。