テスラが、電気自動車専門の、職業訓練のセミナーを拡充します。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO28617190X20C18A3EAF000
しかも、授業は無料で、その上で、最低賃金以上の給料が出ます。
日本みたいに学校を作って育てるんではなくて、学校の授業できる空間を借りて人を育てる方法で、最低限の費用で最大の効果を得るテスラらしいやり方です。
このやり方だと、授業の規模を伸縮できるので、非常に賢いやり方です。
これから先のことを考えると、エンジンの開発って時代遅れなんです。
発展途上国のタイでも、2025年までに全てのトゥクトゥクが電動化されます。
今の学生にとって、エンジン開発って予備知識ぐらいのレベルになります。
自動車業界って確実に次世代に移行している中、エンジンの開発って先進国の大企業しかやってません。
中小の自動車会社や、自動車先進国以外の国では、ガソリンだけで動く車なんて、ほとんど開発していません。
もっと言うと、ディーゼルエンジンを開発してる会社なんて、ヨーロッパにはほとんどありません。
同じ状況が、ガソリン車にも訪れています。
この状況はなぜ起こったかと言うと、
- 電気自動車の方が、開発するのが安いから
- ガソリン車を開発しても自動車先進国には勝てないから
- 世界で一番車が売れている国である中国が次世代車の販売割合を義務付けた
他にもたくさん要因はありますが、環境問題以外ではこんな感じでしょうか?
話は変わりますが、数年前に、誰が、
充電池で自動車走らせたり、
自動車開発に携帯会社が参入したり、
タクシーのシェア分捕り合戦が始まったりするのを予測していたでしょうか?
ここ数年で全てが凄い勢いで進化しています。
しかも、最近の自動車は、ハードよりもソフトの開発の方が力を入れている感じがします。
さっき書いたタクシーのシェア分捕り合戦っていうのも、エリアによって営業のできるタクシーの台数は決まっています。
なので、自由にタクシーの台数は増やせないんです。
そこに自動運転のできる無人タクシーが参入すると、資本力のあるタクシー会社は、初期投資とメンテナンスだけで、物凄く儲かります。
運転手の人件費はかからないんだから。
その上で、電気自動車と自動運転が普及したら、自動車の販売台数は減ると予測されているので、
(車の購入費と維持費考えたら、間違いなく車の販売台数は減りますよね)
タクシー会社本体はもっと儲かります。
だから、タクシーの配車アプリを開発したり、タクシー協会と契約結んだりしています。
また何年か経って、このブログ見たら、時代遅れに感じるんだろな。
その時は、こっそり書き換えようと思います。