考えてみると電気自動車の3強といわれる日産、BMW、テスラについてメーカー分析したことが無いと思い、特に興味深いテスラについて調べてみました。
テスラモータースは2003年にイーロン・マスクによって設立された自動車メーカーで、現在の通年納車台数は5万台から5万2千台です。
2008年にテスラロードスターを発売
(http://kakaku.com/item/K0000287096/images/page=ka_…より引用)
もともとロータスエリーゼにEVシステムを搭載したものでデモ車が作られて、限定生産650台の枠を大きく超える予約を獲得。
車体本体価格は98,000ドル(約1000万円)
その中にはレオナルド・デカプリオ、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、アーノルド・シュワルツネッガーなどが購入した。
発売の延期や、トランスミッションの問題など問題山済みなロードスターでした。
12年にモデルSを発売
(http://car-moby.jp/45478より引用)
満を持して発売された4ドアセダン。
自動運転を初めて搭載する自動車(未だに日本の一般道では自動運転できない)
この車の特徴はスタートスイッチがなく、Dレンジに入れたらエンジンが始動する。
そのほか普通の自動車メーカーが考えられないような機能を満載している。
航行距離は1,078kmを連続走行達成した。
http://jp.autoblog.com/2017/08/06/tesla-model-s-p100d-1078km/
2015年にモデルXを発売
(モバイルカタログより引用)
後ろのドアがガルウイングの本格SUV。
最初はいろいろグレードがありましたが、いつの間にかタイプSと同じぐらいの値段になりました。
最高モデルでいろいろオプション入れると2000万円オーバーです。
2017年にモデル3を発売
(https://carview.yahoo.co.jp/article/column/2017073…より引用)
いろいろ生産に問題があるモデルです。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-10-02/OX7QKP6KLVR401
生産ペースが上がりません。
でも発表した瞬間30万台の予約が入ったモデルです。
(日産リーフは発表2週間で4000台の予約)
テスラにしては安い35,000ドル。
車意外に2014年に大規模リチウムイオン電池工場「ギガファクトリー」を建設開始して2017年度中に生産を開始しています。
(メーカーウエブページより引用)
テスラの大きな特徴としては、
・電気自動車しか生産していない。
・生産している車種は3種類しかない。
・電池の供給もし始めている。
・ずっと今まで黒字決算をしていない。
増資と借入金で今までやっています。
これからも何年かは赤字決算が続くようです。
赤字が13年続く会社ってすごすぎますよね。
それって会社の可能性があるってことです。
もしかしたら10年後には今のトヨタみたいになってるかもしてません。