今現在業界のトップにいても、いつの間にかトップが入れ替わっていたり(もうすぐ神戸製鋼がそうなります)、その業界そのものの売り上げが縮小したりすること(例えばtsutayaなどのレンタル業界)がここ数年多くなりました。
自動車業界もそうなります。
これから生き残る自動車メーカーのポイントは
電気自動車などの次世代自動車と自動運転技術です。
この技術を持っていないと確実に競合他社と提携または合併(子会社化)しかありません。
なぜこうなるか説明していきましょう。
まず現状をいうと、タクシー業界の8割は
トヨタ車なんです。
なので、まずハイブリッド車で、ノアなどの少し広い車になります。
その次が電気自動車の出番です。
(トヨタが電気自動車発売してからが勝負です)
さまざまな要因を考えると、2020年以降タクシー業界は確実に電気自動車になります。
(電気自動車 タクシー)で検索すると昔のリーフ24kWをタクシーで使用しているのかあったんですが、絶対に駄目ですよね。
普通に走っても150kmしか走りません。
長距離のお客乗せたら行きは行けても帰りは充電が必要になる可能性があります。
そんなタクシーは嫌だの大喜利できそうです。
でも最近の電気自動車は昔と違うんです。
それは電気自動車の航続距離と自動車自体の寿命と自動運転にポイントがあります。
・航続距離について
新型リーフでもカタログでは一回の充電で400km走ります。
ということは、普通にエアコンつけてても300kmは走るでしょう。
300km走ったら十分です。
・寿命について
ガソリン車の寿命は24万kmと言われていますが、電気自動車は80万kmと言われています。
(これあまり知られてません)
走行距離でいうと3倍以上電気自動車のほうが走ります。
タクシー会社のメリットは、ガソリン代がかからなくなって、維持費が安くなって、寿命が延びます。
また、車検代も安くなります。タクシーは毎年車検ですから、車の寿命トータルでだいぶ安くなります。
しかも、環境にやさしい企業といわれます。
いいことしかありません。
・自動運転について
深夜タクシーに乗った時(または昼間の高齢のおじいちゃん)、たまにフラフラ運転されたことないですか?
そんな時に、自動運転技術がタクシーについていたら事故は確実に減りますよね。
一番のメリットは、お客が乗ってて安心します。
もっと技術が進んだら、タクシーを呼んだ場所を本部から車に送信して自動運転で現地まで行けたりします。
もっと進化したら、ドライバーがいらなくなり、もっと進化したらタクシー業界自体がなくなるかもしれません。(何十年も先の話です)
結局のところ、電気自動車って航続距離が短いのと、車体価格が高いぐらいしかデメリットがないのかもしれません。
でもタクシーって年間5万kmから10万km走ると言われているので、普通に世の中に普及する前にタクシー業界に普及するほうが早そうです。