トヨタって、どう考えても、電気自動車作れるんです。
でも、昔テスラと一緒にRAV4をEVに改造して発売してから、めっきりハイブリッドに舵を切り、それから全くEV作ってません。
2018年から中国ではZEV規制(簡単に言うと電気自動車などの次世代車をある程度の割合作らないといけない。作らないと販売できないなどぺナルティがある。もし割合に足りなくても、お金を出せば販売できる)が始まって、そのZEV規制ではハイブリッドが次世代車に入らない。
https://www.nikkei.com/article/DGXLZO19152260S7A720C1EA5000/
ということは、トヨタは現状MIRAIやプラグインハイブリッドぐらいしかZEV規制をクリアしていない。
世界最大の市場である中国で自動車販売しにくいのはつらいと普通の人間は思うとはず。
でも、トヨタにあまり焦りはない。なぜだ?
お金があるから?
水素で頑張るの?
たぶん、最大の問題は、電気自動車って
ぜんぜん儲からない。
むしろどれだけ作っても赤字の可能性が高い。
噂では現状で、1台作ったら100万円以上の赤字が出ると言われている。
これしか理由思い当たらない。テスラなんか、ずっと赤字だし。
ハイブリッドのシステムは、ただのガソリン車と違って、低速では、ブレーキなどで充電した電力をつかって、モーターを動かす。ある程度速くなったり、充電が無かったらガソリンで動く。
これって、ガソリンで動く以外の部分の蓄電池を大きくして、電力充電できれば、まるまる電気自動車のシステムなんです。
それだけ取り出して、デンソーとか日本電産とかパナソニックなどの部品屋さんと仲良く開発したら、すぐに車なんかできてしまう。
でも現状は、マツダとかと、共同開発している。
(https://response.jp/article/2017/09/28/300365.htmlより引用)
これに関しては、最先端の技術を効率よく開発しているので、まだわかります。
普通に考えても、現状の技術で、日産リーフぐらいだったら作れるはずです(日産リーフも開発費で累計1兆円ぐらいかかっています)。
でも作らないには、絶対コストが合わないからです。
または、水素自動車を押しすぎた?
プリウスの売上が伸びなくなった昨今(対前年比で60%の売上)、そろそろ世界的には電気自動車にシフトしていかないといけないのに、当分はガソリン車のほうが販売割合が多いので、ガソリンや、ハイブリッドなどの儲かる銘柄で今のうちに設けるのも、賢い経営判断です。
トヨタは、いろいろなメーカーと提携しているので、満を持してEVを発表した時、高級路線にいくのか普及路線にいくのかわかりませんが、プリウスのような衝撃が起こるのでしょう。