トヨタが、ジャパンタクシーとサービス共同開発するために75億円の第三者割り当て増資をひきうけます。
ジャパンタクシーって、知らないかもしれませんが、日本最大の配車アプリで、タクシー配車アプリ「全国タクシー」を開発、2011年より提供しており、現在、「全国タクシー」は約400万ダウンロード、車両登録数は全国のタクシー車両の約4分の1となる約6万台と、タクシー配車アプリとして国内トップシェアとなっています。
75億円ってすごい金額と思ってたんですが、タクシーやカーシェアリングは今世界で凄いことになっていて、
ソフトバンクが中国のDidiと
https://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2018/20180209_01/
Uber。
http://jp.techcrunch.com/2018/01/19/2018-01-18-ubers-big-softbank-deal-has-officially-closed/
Uberに12億ドルの直接投資して、Didiに関しては、国内のタクシー事業に関しては、ルノー日産三菱陣営に競り勝ちました。
なので、世界最大の自動車アライアンスであるルノー日産三菱陣営は、中国の配車アプリ大手『滴滴出行(ディディチューシン=DiDi)』と、中国国内での電気自動車(EV)のカーシェアリングプログラムに関する将来的な協業について覚書を締結したと発表しました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180207-00000000-fliv-moto
この会社DiDiって凄くって、
世界最大級の交通プラットフォームを手掛ける企業で、アプリケーションを通じて4億5,000万人以上の利用者に「DiDi Taxi」「DiDi Express」「DiDi Premier」「DiDi Luxe」「DiDi Hitch」「DiDi Bus」「DiDi Minibus」「DiDi Designated Driving」「DiDi Car Rental」「DiDi Enterprise Solutions」「DiDi Bike-Sharing」などの幅広い交通手段を提供しています。1日当たりの乗車数は約2,500万件に達し、2,100万人を超えるドライバーと車両オーナーがDiDiのプラットフォーム上でフレキシブルに収入を得ています。DiDiは、ビッグデータを活用したAI技術によりタクシーおよびバス業界の変革と進化を推進し、都市部で高度な交通網が構築されるように取り組んでいます。また、インテリジェント・ドライビング・プロジェクトを手掛け、国際的に急速に広がりつつある電気自動車分野にも事業を拡大しています。さらに、ライドシェアのグローバル企業であるGrab、Lyft、Ola、Uber、99、Taxify、Careemの7社に出資し、これらの企業と技術提携をしています。このグローバルネットワークは世界の全人口の70%以上、また1,000以上の都市を網羅しています。
以上、上記のソフトバンクのウェブページより引用しました。
もう自動車関連の仕事は、システムを作る会社の方が自動車関連企業を使うという時代に突入しようとしています。
自動車業界だけではないですが、一寸先は闇ですね。