台風などが原因の大雨で、車が水に流される映像を見たりすると、
この車また走れるのかな?
復活するのかな?
復活するにはどうしたらよくて、いくら掛かるのかな?
なんて思いませんか?
車の場合は、浸水した水位で補償金額か変わってきます。
マフラーから上の浸水で、だいたい車の現状の価値から80%以上の補償はうけれますが、ここで重要なのが、
車両保険に入っているかどうか
です。
日本では、ほとんどの人が自賠責保険と対人対物無制限で保険に加入していますが、車両保険に入っている人は約42%ぐらいです。
意外に車乗ってる人は知らないんです。
知ってるのは、保険に入っているという事実だけ。
正確な内容は、あまり興味ないかもしれませんが、全然違うんです。
車両保険は、自分の車が事故しても(例えば自爆しても)修理代を保険で出してくれます。
そのかわり、毎月の保険にかかるお金は、対人対物だけの保険の約3倍ぐらいします。
これが今回の水没の車には大きくて、
水没車には車両保険が効きます。
保険入ってなかったら、もうどうしようもありません。
自腹で直すしかないです。
あくまで目安ですが、ガソリン車の場合、マフラーが浸かってしまったら、だいたい50万円以上かかりますし、それ以下の、少し浸かったぐらいでも5万円以上はかかります。
電気自動車の場合、最悪なことに、車の下の部分にマフラーはありませんが、蓄電池があります。
電池が濡れたらどうなるか?
ということで、確実にガソリン車よりも修理代はかかります。
もっと最悪なことは、電気自動車って現状の価値が低いんです。
中古車の値段がそれを示していますが、保険の基準である現状の車の価値から計算すると、修理代は、ガソリン車やハイブリッド車よりもかなり安くなります。
そうなると、程度によりますが、車の中まで浸水した場合は、電気自動車の水没はかなり悲しい結末になります。
保険のお金で中古車買った方がいいです。
なぜなら、
水没車ってすごい臭いんです。
しかも、水没車扱いで、中古価格がすごく安くなります。
もっと言うと、水没してるんで、また他の部品が故障するかもしれません。
そうなると、安心して乗れませんよね。
また、車両保険に入ってない場合、修理していない水没している電気自動車は、ほぼ価値はありません。
部品取りしかできないので。
私なら、車両保険に入っていたら、買い換えて、対人対物だけだったら、修理しないで売り払います。
水没車に乗ってても、修理代の方がかかりそうですよね。
いつか止まるかもって思いながら車乗るのも嫌だし。
滅多にないことですが、浸水を含めた災害対策は大切です。